シンガポール経理マンです。
今回はシンガポールリートの一つであるCapitaLand Integrated Commercial Trustを見ていきたいと思います。
基本情報
銘柄名
CapitaLand Integrated Commercial Trust (ティッカー CICT)
※2020年にCapitaLand Mall TrustとCapitaLand Commercial Trustが合併したことによりCapitaLand Integrated Commercial Trustが誕生
株価
SGD2.15 (2021年10月29日時点) 2021年変動率 △1.83%
当リートはコロナショック後、大幅に下落しましたが徐々に戻ってきております。
決算月
12月末
1株当たり配当額
SSGD0.0518 (FY2021-2Q) SGD0.0296 (FY2020-2Q)
配当利回り
2.40% (FY2021-2Q) 1.48% (FY2020-2Q)
配当支給月
8,11月 (2020年実績)
ポートフォリオ情報
ポートフォリオ内訳
商業施設 14 オフィス 11 (シンガポール 25) (2021年6月時点)
シンガポールに商業施設及びオフィスを多数保有しております。商業施設に関してはどれも人気の高いモールとなっております。
ポートフォリオ占有率
94.9% (2021年6月実績)
Gearing
40.5% (2021年6月実績)
Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールリートにおいてはGearginの上限は50%と設定されておりますので、40.5%は余裕があり、非常に健全な財務状況と言えます。
業績推移
売上、利益、一株当たり配当額ともに堅調に推移しています。合併後の業績の推移となっております。商業施設に関してはコロナ状況によってインパクトが大きいですが、前年よりも回復しております。
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CapitaLand Integrated Commercial Trustはシンガポールに商業施設やオフィスを多数保有しているシンガポールリートです。保有している商業施設はどれもシンガポールで非常に人気が高いためコロナ影響も大きいですが、今後徐々に業績も回復していくと思います。
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