【銘柄分析】Keppel Reit

スポンサーリンク
シンガポール株/Reit
スポンサーリンク

シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるKeppel Reitを見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Keppel Reit  (ティッカー K71U)

【株価】 SGD1.17 (2020年3月9日時点)   2020年変動率 △3.22%

株価自体は横ばいで推移しております。リーマンショック以降SGD1.00-1.25の間で動きは大きくありません。

【1株当たり配当額】 SGD0.055 (2019年実績)

【配当利回り】 4.58%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではまずまずの配当利回りとなっています。業績は大きな伸びはないものの非常に安定しております。

【配当支給月】 2、5、8、11月 (2019年実績)

シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるのではないでしょうか?

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] オフィス 8 (シンガポール 3、オーストラリア 4、韓国 1)  (2019年12月時点)

シンガポール、オーストラリア及び韓国にオフィスを保有しております。占有率も非常に高く安定した収益を上げています。

[ポートフォリオ占有率] 99.1%  (2019年実績)

[Gearing] 35.8%  (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近5年業績推移]
売上、利益、一株当たり配当額ともに堅調に推移しています。2016年12月期には保有物件の売却により収益は一度減少しておりますが、その後伸びがないものの安定しております。

[コメント]
Keppel Reitはシンガポール、オーストラリア及び韓国にオフィスを保有しているシンガポールリートです。業績自体に大きな伸びはないものの非常に安定した収益をあげております。引き続き堅調に推移していく事が見込まれますので相場により大きく株価が下落する場合には購入するチャンスかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました