【銘柄分析】United Hampshire US Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるUnited Hampshire US Reit を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 United Hampshire US Reit  (ティッカー ODBU)

【株価】 USD0.62 (2020年3月13日時点)   2020年変動率 △13.88%

2020年3月上場の新規銘柄ですが、コロナウイルスの影響もあり、上場来株価が下落傾向です。

【1株当たり配当額】 - (2020年1月上場のため実績なし)

【配当利回り】 -   (2020月1月上場のため実績なし)

2020年の見込みは7.4%、2021年の見込みは7.6%となっております。

【配当支給月】 –  (2020年1月上場のため実績なし)

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 商業施設 18 (アメリカ 18)、倉庫(Self-storage) 4 (アメリカ  4)  (2020年1月時点)

アメリカ全土に商業施設を保有しております。また、Self-storageという個人向け倉庫施設も保有しており、こちらのビジネスは現在アメリカで非常に伸びている分野です。アメリカは人口も増加しているため将来的にも堅調に推移していく事が見込まれています。

[ポートフォリオ占有率] 96.4%  (2019年9月実績)

[Gearing] 37.0%  (2019年9月実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[過去4年の業績実績+来2期分の業績見込み]
2020年11月に新規上場したばかりですが上場時の資料に過去の数値データ及び今後の見込みの情報がありましたので下記記載致します。
2019年12月期は9か月データとなりますが、この進捗スピードを維持できれば過去最高の業績にて着地するかもしれません。コロナウイルスの影響がどこまでインパクトがあるかは注視する必要があります。

[コメント]
United Hampshire US Reitは2020年1月に上場したばかりの新規シンガポールリートです。現状コロナウイルスの影響もあり上場来株価は低迷気味です。しかし、アメリカ経済は今後も引き続き伸びていくと私自身思っておりますので将来的には株価も伸びてくるのではと予測しております。また、見込の配当利回りも7%超という事で非常に高い分類となっておりますのでポートフォリオの一部に加えても良いかもしれません。新規上場という事で今後どのような株価推移があるか予測しづらいですが、注目していきたいと思います。

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