【銘柄分析】Parkway Life Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるParkway Life Reitを見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Parkway Life Reit  (ティッカー C2PU)

【株価】 SGD3.47 (2020年3月9日時点)   2020年変動率 +3.0%

長期的に堅調に推移しております。コロナウイルスの影響もありますが、このリートにはそこまで大きなインパクトを受けていないように見えます。

【1株当たり配当額】 SGD0.131 (2019年実績)

【配当利回り】 3.83%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではそれほど高い配当利回りではありません。しかし、一株当たりの配当額は堅調に推移しておりますので引き続き安定して配当を受け取ることが出来るのでないでしょうか。

【配当支給月】 2、5、9、12月 (2019年実績)

シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるのではないでしょうか?

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 医療施設 53 (日本 49、シンガポール 3、マレーシア 1)  (2019年12月時点)

日本、シンガポール及びマレーシアに医療施設を多数保有しております。物件数を見るとほとんど日本に集中しておりますが、収益の観点から見てみるとシンガポールが58.5%、日本が41.3%、マレーシアが0.2%となっております。

[ポートフォリオ占有率] 99.7%  (2019年実績)

[Gearing] 37.1%  (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近5年業績推移]
売上、利益、一株当たり配当額ともに堅調に推移しています。コロナウイルスの影響がどれほど業績にインパクトがあるのか注目していきたいと思います。

[コメント]
Parkway Life Reitは日本、シンガポール及びマレーシアに医療施設を多く保有しているシンガポールリートです。日本及びシンガポールは直近で少子高齢化に直面しておりますので医療施設は引き続き好調に推移していくのではと見込まれます。株価が安定して推移している結果配当利回りはそこまで高くはありませんが、安心して保有できる銘柄ではないかと思います。

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