【銘柄分析】Capitaland Retail China Trust

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるCapitaland Retail China Trust を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Capitaland Retail China Trust   (ティッカー AU8U)

【株価】 SGD0.96 (2020年3月19日時点)   2020年変動率 △40%

当リートは株価は上下はあるもののSGD1.50付近を行ったり来たりしております。現在はコロナウイルスの影響で年初来40%下落となっております。

【1株当たり配当額】 SGD0.174(2019年実績)

【配当利回り】 17.24%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思いますが、コロナ影響により大幅な株価下落によるものの為高配当だからと言って飛びつくのは危険です。

【配当支給月】 3、9月 (2019年実績)

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 商業施設 14 (中国 14)  (2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 96.7%  (2019年実績)

[Gearing] 36.7%  (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近5年業績推移]
売上、利益ともに横ばい。新株の発行もあり1株当たりの配当額は下落しているように見えますが利益はしっかりと稼いでおりますので安定した配当は今後も見込まれます。

[コメント]
Capitaland Retail China Trust は中国に複数の商業施設を保有しているシンガポールリートです。中国特化型のシンガポールリートですのでカントリーリスクはあると思いますが現時点では安定した業績推移となっております。今回のコロナウイルスによる影響は結構大きいのではと思いますので今後の業績に注目する必要があります。

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