【銘柄分析】Cromwell European Reit

スポンサーリンク
シンガポール株/Reit
スポンサーリンク

シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるCromwell European Reitを見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Cromwell European Reit   (ティッカー CNNU)

【株価】 EUR0.29 (2020年3月19日時点)   2020年変動率 △47%

当リートの株価は上場来伸び悩んでおりましたが、今回のコロナウイルスにより上場最低値となっております。

【1株当たり配当額】 EUR0.036(2019年実績)

【配当利回り】 12.41%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思いますが、コロナ影響により大幅な株価下落によるものです。今後の業績がどのように推移していくかを慎重に見ていく必要があります。

【配当支給月】 3、7月 (2019年実績)

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] オフィス・産業施設等 103 (フランス 27、イタリア 18、オランダ 17、デンマーク 13、ドイツ 11、フィンランド 11、ポーランド 6)(2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 93.2%  (2019年実績)

[Gearing] 36.8% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近2年業績推移]
当シンガポールリートは2017年11月上場の為2年分の推移となります。売上、利益、一株当たり配当額はともに堅調に推移しております。

[コメント]
Cromwell European Reitはヨーロッパ各国に複数のオフィス及び産業施設を保有するシンガポールリートです。シンガポールリートで唯一EUR建てでの取引となります。業績も伸びておりますし、配当利回りも高いです。ヨーロッパは現在コロナウイルスで一番影響を受けているエリアでもありますので今後の業績にどのようなインパクトがあるか注視する必要があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました