【銘柄分析】EC World Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるEC World Reitを見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 EC World Reit   (ティッカー BWCU)

【株価】 SGD0.52 (2020年3月25日時点)   2020年変動率 △30%

当リートの株価は上場来大きな増減なく推移しておりましたが、今回のコロナウイルスにより上場最低値となっております。

【1株当たり配当額】 SGD0.061(2019年実績)

【配当利回り】 11.73%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思いますが、コロナ影響により大幅な株価下落によるものです。今後の業績がどのように推移していくかを慎重に見ていく必要があります。

【配当支給月】 3、6、9、12月 (2019年実績)

シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるのではないでしょうか?

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 物流施設 8 (中国 8)(2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 90.5%  (2019年実績)

[Gearing] 38.7% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近4年業績推移]
当シンガポールリートは2016年7月上場の為4年分の推移となります。売上、利益、一株当たり配当額はともに堅調に推移しております。

[コメント]
EC World Reitは中国の複数の物流施設を保有しているシンガポールリートです。中国の物流施設は今回のコロナウイルスの影響をもろに受けていると思いますので今後の業績にどれほどインパクトがあるのかを注視する必要があります。

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