シンガポール経理マンです。
今回はシンガポールリートの一つであるKeppel Pacific Oak US Reit を見ていきたいと思います。
<基本情報>
【銘柄名】 Keppel Pacific Oak US Reit (ティッカー CMOU)
【株価】 USD0.46 (2020年4月3日時点) 2020年変動率 △42%
当リートは2017年11月に上場して以来株価那伸び悩み、現在コロナ影響もあり上場来最低株価となっております。
【1株当たり配当額】 USD0.074(2019年実績)
【配当利回り】 16.09% (2019年実績)
シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思います。現在の株価水準はコロナ影響もあり非常に低いため業績をしっかり見極めて投資の判断が必要かと思います。
【配当支給月】 3,9,12月 (2019年実績)
【決算期】 12月末
[ポートフォリオ] オフィス 13 (米国 13) (2019年12月時点)
[ポートフォリオ占有率] 93.6% (2019年実績)
[Gearing] 36.9% (2019年実績)
Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。
[直近5年業績推移]
売上、利益、一株当たり配当額ともに順調に推移しております。近年積極的な買収もしており引き続き事業拡大が見込まれます。
[コメント]
Keppel Pacific Oak US Reit は米国に複数のオフィスを保有するシンガポールリートです。現在はコロナ影響もあり株価は低迷気味ですが、事業は引き続き拡大中です。アメリカ経済自体は長期的に成長していく事が見込まれるためそれに合わせてこの銘柄自身も成長していくのではないでしょうか。非常に魅力的な銘柄ですが私が使用している証券口座では取り扱っていないのが残念です。
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