【銘柄分析】Sasseur Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるSasseur Reit を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Sasseur Reit   (ティッカー CRPU)

【株価】 SGD0.62 (2020年4月9日時点)   2020年変動率 △31%

当リートは2018年3月に上場して以来徐々に右肩上がりになりつつありましたが、今回のコロナショックにより大幅に下落しております。現在は上場来最安値を推移しております。

【1株当たり配当額】 SGD0.084(2019年実績)

【配当利回り】 13.54%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思います。ただしコロナショックでの株価下落影響も大きいため業績をしっかり見て投資判断をする必要があります。

【配当支給月】 3,6、9,12月 (2019年実績)

シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるかと思います。

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 商業施設 4  (中国 4)  (2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 96.0%  (2019年実績)

[Gearing] 27.8% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近2年業績推移]
2018年3月上場の為2018年12月期は9ヶ月のみの実績となります。仮に12か月に換算し直すと2019年12月期は前年割れとなっております。

[コメント]
Sasseur Reitは中国に商業施設を保有するシンガポールリートです。中国一か国の保有の為カントリーリスクは避けられません。また、今回のコロナショックにより直積的なインパクトが大きいのではと思っております。次回の決算内容に注目です。

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