【銘柄分析】SPH Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるSPH Reit を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 SPH Reit   (ティッカー SK6U)

【株価】 SGD0.74 (2020年4月9日時点)   2020年変動率 △31%

当リートは2016年頃から株価は徐々に上向きに変動していましたが、今回のコロナショックによる大幅に下落しています。現在は上場来最安値を推移しています。

【1株当たり配当額】 SGD0.07(2019年実績)

【配当利回り】 9.45%  (2019年実績)

シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思います。株価の下落も相まっていますので業績をしっかりと見ていく必要があります。

【配当支給月】 2,5,8,11月 (2019年実績)

シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるかと思います。

【決算期】 8月末

[ポートフォリオ] 商業施設 5  (シンガポール 3、オーストラリア 2)  (2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 98.9%  (2019年実績)

[Gearing] 29.3% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近5年業績推移]
売上、利益、一株当たり配当額共に安定入力に推移しています。2019年8月期の業績は過去と比較しても好調に推移していました。今回のコロナショックの影響がどれくらいあるのかを注視していく必要があります。

[コメント]
SPH Reitはシンガポール及びオーストラリアに商業施設を保有するシンガポールリートです。シンガポールに保有している商業施設に関しては私も行ったことがありますが、常に多くの人によって込み合っていますので非常に人気のショッピングモールと言えます。現在はコロナショックにより商業施設としては業績インパクトが大きいと思いますので次回の決算内容に注目です。

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