【銘柄分析】BHG Retail Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるBHG Retail Reit を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 BHG Retail Reit   (ティッカー BMGU)

【株価】 SGD0.57 (2020年4月17日時点)   2020年変動率 △17%

当リートは2015年に上場して以来株価はなかなか伸び悩んでいます。現在はコロナショックの影響で大幅に下落していましたが戻りのスピードも結構速いです。

【1株当たり配当額】 SGD0.045(2019年実績)

【配当利回り】 7.89%  (2019年実績)

シンガポールリートの中では高配当の分類に入るかと思います。コロナショックでの株価下落影響も大きいため業績に注視して投資判断をする必要があります。

【配当支給月】 3,9月 (2019年実績)

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] 商業施設 6  (中国 6)  (2019年12月時点)

[ポートフォリオ占有率] 96.7%  (2019年実績)

[Gearing] 35.7% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[直近4年業績推移]

当リートは2015年12月に上場しているため4年間の業績推移となります。業績は順調に推移しておりますが一株当たり配当額は伸び悩んでおります。

[コメント]
BHG Retail Reitは中国に商業施設を保有するシンガポールリートです。個人的には中国にのみ物件を保有しているというところにカントリーリスクを感じてしまいます。商業施設という事で今回のコロナショックの影響も大きいかと思います。次回の決算内容でどれほどインパクトがあるのかを注視する必要があります。

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