【銘柄分析】Elite Commercial Reit

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シンガポール株/Reit
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シンガポール経理マンです。

今回はシンガポールリートの一つであるElite Commercial Reit を見ていきたいと思います。

<基本情報>

【銘柄名】 Elite Commercial Reit   (ティッカー MXNU)

【株価】 GBP0.66 (2020年4月22日時点)   2020年変動率 △7%

当リートは2020年2月に上場したばかりです。今回のコロナショックにより一次大幅に下落しましたが戻りも結構速い印象があります。

【1株当たり配当額】 –  (2019年実績)

【配当利回り】 -   (2019年実績)

【配当支給月】 -    (2019年実績)

【決算期】 12月末

[ポートフォリオ] オフィス 97  (UK 97)  (2019年12月時点)

ポートフォリオの99%は政府向けにリースを行っています。

[ポートフォリオ占有率] 100%  (2019年実績)

[Gearing] 33.6% (2019年実績)

Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。シンガポールの規定では上限は45%であり、まだまだ余力を残しております。個人的には35%くらいまでで安定して運用してもらって規模の拡大と共に他人資本を投入して規模の拡大を図ってほしいと思っています。

[業績見込]
当リートは2020年2月に上場したばかりですので実績はありませんが、上場時に公表した今後2年間の業績見込みは売上・利益は横ばい、一株当たり配当は微増という内容でした。借り手がほとんど政府関係という事で非常に安定した業績が期待できます。

[コメント]
Elite Commercial Reitはシンガポールリートで唯一イギリスに特化しています。借り手のほとんどが政府関連という事で非常に安定した業績が期待できるのではないでしょうか。上場時には配当利回りは7.1%を見込んでいたので高配当です。取引通貨もシンガポールリートで唯一GBPとなっておりますので通貨の分散も可能です。今後の株価の動向によってはポートフォリオの一部に組み入れても良いかもしれません。

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