シンガポール経理マンです。
今回はシンガポールに上場するビジネストラストの一つであるAsian Pay TV Trust を見ていきたいと思います。
<基本情報>
【銘柄名】 Asian Pay TV Trust (ティッカー S7OU)
【株価】 SGD0.13 (2020年4月23日時点) 2020年変動率 △23%
当リートは上場来株価は大幅に下落しております。現在は上場時株価の25%くらいになっています。
【1株当たり配当額】 SGD0.012(2019年実績)
【配当利回り】 9.23% (2019年実績)
シンガポールリートの中ではかなり高配当の分類に入るかと思います。ただ株価自体は大幅に下落しておりますので投資判断は注意が必要です、
【配当支給月】 3,6,9,12月 (2019年実績)
シンガポールリートの特徴として、この銘柄のように四半期で配当を実施している銘柄が多々あるという事です。定期的に配当が入ってくると保有している側としても長期的に持っておくモチベーションにもつながってくるかと思います。
【決算期】 12月末
[事業内容] 収益を生み出す有料テレビ放送事業の保有・運営・維持(台湾、香港、日本、シンガポール (2019年12月時点)
[Gearing] 53.8% (2019年実績)
Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。
[直近5年業績推移[
売上は2017年12月期が業績のピークで業績が低迷しています。その結果一株当たり配当額も大幅に減額されています。配当利回りだけで投資をしてはいけないという良い反面教師です。。。
[コメント]
Asian Pay TV Trustはアジアの複数国に対して有料テレビ放送を手掛けているビジネストラストです。業績及び株価は低迷中です。今回のコロナショックがどれほどインパクトがあるか分からないので次回の決算内容に注視していきたいと思います。
コメント