シンガポール経理マンです。
今回はシンガポール市場に上場するビジネストラストの一つであるDasin Retail Trust を見ていきたいと思います。
<基本情報>
【銘柄名】 Dasin Retail Trust (ティッカー CEDU)
【株価】 SGD0.80 (2020年4月23日時点) 2020年変動率 △6%
当トラストは2017年1月に上場して以来少しずつ上値を追う推移となっておりましたが、コロナ影響もあり現在は上場来最底値まで落下しております。
【1株当たり配当額】 SGD0.096(2019年実績)
【配当利回り】 12.00% (2019年実績)
シンガポールリートの中ではかなりの高配当の分類に入るかと思います。コロナショックでの株価下落影響も大きいため注視が必要です。
【配当支給月】 3,9,12月 (2019年実績)
【決算期】 3月末
[ポートフォリオ] 商業施設 5 (中国 5) (2019年12月時点)
[ポートフォリオ占有率] 98.8% (2019年実績)
[Gearing] 36.5% (2019年実績)
Gearingとはいわゆる「負債比率」や「レバレッジ比率」であり、自己資本に対する他人資本の比率です。
[直近3年業績推移]
当トラストは2017年1月の上場の為直近3年の業績推移となります。売上、利益は好調に推移しております。昨年も商業施設の取得を行っていたりとまだまだ新しいビジネストラストですが、積極的に事業拡大しています。
[コメント]
Dasin Retail Trustは中国の商業施設を保有しているビジネストラストです。中国特化型ですので個人的にはカントリーリスクを感じてしまいます。今回もコロナの影響があるため業績へのインパクトが非常にあるのではないでしょうか。次回の決算発表に注視していきます。
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